製作の流れ
1.善水堂の製品は自宅工房で製作しています。はじめに石膏型に泥漿(ペースト状にした粘土や磁土)を流し込む『ガバ鋳込み』をします。
2.約1週間ほど充分に乾燥させ、素焼きします。(約7時間焼成)
3.焼成している間に絵柄を製版して和紙に印刷し、絵付け用の転写紙をつくります。下絵具は呉須を使用しています。
4.転写紙を素焼きした製品に載せ指で押さえ水、をつけた筆で転写紙を濡らして器に貼り付けます。これにより転写紙の柄が器に染付けられます。角や湾曲した部分、立ち上がり部分はシワが寄りやすいため立体物への転写は難しい作業です。
5.転写紙を剥がして染付け完了。手作業ゆえに滲みや柄切れがでることもしばしば。これも印判ならでは味なんです。
6.釉薬をかけて本焼きします。(約15時間焼成)
焼きあがると呉須の青がいっそう鮮やかに。硬く焼き締まって、ひと回り小さくなります。人の手が作るものだからこそ、個性があり人に近く、温かい。それが印判染付けの最大の魅力です。

